July 31, 2019

The Good Foot - Planet Locke Fund


ちょっと長い文章ですが、これはみなさんに是非読んで欲しいです!


今年の頭にフロリダで出会ったばかりのプロデューサーPaten Locke氏が、既に全身転移した癌のステージ4だそうです。

友人に連れられて自宅スタジオを訪れた時、風邪と言ってずっと咳をしていたんですが、あれはもしかして風邪ではなかったのかも。

自分はその後、彼と直接連絡を取り合っていた訳ではないんですが、実は彼には間接的に結構お世話になっているんです。


数年前にマイメン、Lean Rockが彼と共同で製作したこのビート・アルバム。




若くしてアイデアやパッションに溢れ、はち切れんばかりのLeanのアウトプット欲をPaten Lockeが荒々しくファットに調理したこのビート達は、
所謂ヒップホップ的観点よりも血色豊かなB-Boy達の戦場(敢えてこう呼びましょう)のサウンドトラックとしてこれでもかとフィットしていて、
当時はメジャーなB-Boyバトルでもよくプレイされていましたよね。
自分も今だによくプレイする曲がちらほら。

特にB-Boy/B-Girlなら、この楽曲達で踊った記憶がない、とは言わせませんよ。少なくとも自分もかけまくってきたし。


で、「音楽はみんなのもの」とか、カッコいい感じで言って平気で人に無許可DLさせたりシェアする風潮が当たり前になって久しいですが、それはおかしいですよね。
(こうゆう言い方は本当に気が引けますが)、特に一部の「ダンサー」と呼ばれる人たちはその傾向が顕著に感じます。


作った本人が無料でシェアしている場合はもちろん別ですが、そうじゃない場合は自分の作品を勝手に盗まれている訳です。
音楽で飯を食ってる人にとっては、これは死活問題なんですよね。

なんだかちょっぴり説教ぽくなってきたので
この話はもうやめましょうw


何が言いたいかっていうと、アメリカの現状の保険制度では重い病気になった人とその家族は病気の辛さと同じくらいキツイ多額の治療費請求に追い込まれるんです。
日本人にはちょっと分かりづらい話ですが、
アメリカ(をはじめとする多くの国)ではこれは大きな社会問題なんです。

そこで、

上記のリンクから彼の作品を購入する事でも、
または下記リンクから直接募金する事でも彼へのサポートが出来ます。
(やり方が分からない人は直接メールやDMくれれば教えます)


購入しろ!募金しろ!って話では無いです。
でも、この文章をキッカケにそうゆう事を気にする様になってくれたら、
それだけでも意味はある気がします。

ちなみに、彼もこう言った理由でお金をくれ!とか言ってる訳ではありません。
いま彼に最も必要なのは、世界中から彼の音楽と本人に対するリスペクトと愛が集まっているんだって事を知る事です。
そして自分達に必要なのは、自分たちが愛するものへのリスペクトと愛を表現して対価を払う必要があるのを知るって事じゃないかと。


だって、世界中の「ブレイクダンサー」達にDJ Lean Rockはとても有名ですが、
この曲を知っていても(持っていても)
Paten Lockeの名前を知っている「ブレイクダンサー」はどれ位いるんでしょうか?


そして、これってまさにそうゆう事を意識するのにとてもいい機会なんじゃないかと。


変な文章の書き方しちゃったけど、これで気分悪くなる人がいませんように。

そして、Paten Lockeとその家族に少しでも多くの愛が届きます様に。

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