2回目ということもあり、今回は良い感じでレコード買い付けも行いましたので、まずはその様子の前編です!
ちなみにこのツアーは、1年半前の同ツアー時にもサンパウロで一緒にレコード屋を巡った盟友、Sean Lalla a.k.a. Elsewhere Sonido (ショーン)の追悼も兼ねたツアーでした。
ショーンとはサンディエゴや東京でも一緒にレコード買いに行ったり、一緒にブースシェアして売ったり、とにかく自分達とフレイヴァーの通じる、数少ない本当の意味での「レコ掘り仲間」でした。
今年1月にショーンが再来日した際にはCounter Clubで一緒にイベントをやり、誕生日も祝ってもらったりしました。
ところが、そのほんの1ヶ月後、突然彼の訃報を聞きました。
人生とは明日何が起こるかわからないので、特に大切な友人たちとの関わり合いは常に後悔無いように大切にしていきたいと思い出させてもらったんです。
ショーン、安らかに😇🙌
さて。地球の裏側へ。
まずは東京からドバイへ12時間フライト |
“White Men Can't Jump”のリメイク版観ました~ |
遅延もあって、乗り継ぎはまさかの40分、、12時間フライトの疲れもそのままにダッシュです!
なんとかリオ行きFinal Callに間に合いました |
アフリカ大陸を超えて15時間フライト |
計27時間フライト!で到着しました。
前回行けなかった、リオ・デ・ジャネイロから旅のスタートです。
ホテルは有名なコパカバーナ海岸のすぐ横。
隣のビーチはイパネマです。
夕方着ですがまずはやっぱりビーチへ。Barry Manilow口ずさむよね~ |
長旅で疲れたので、この日は海岸沿いで飯食って終了 |
まだ時差ボケですが、翌日は朝からビーチ散歩してリオの開放的な空気感にテンション上がって、フル観光モード。
有名なコルコバードのキリスト像を観に行こうと、調べたシャトルバス乗り場まで散歩がてら歩いていくことに。
道路でやたらとバスが走っているので、どうしても旅マゾが我慢出来ず、、同じ方向に向かってるっぽいバスに飛び乗ってみました!
当然行き先なんて知りませんが、なんとかなるでしょ |
ところが、乗車後入り口の端末で日本の携帯やカード払いが出来ないと判明。
そもそも、ブラジルは驚くほど英語が通じない!
当然運転手さんも会話できず、呆れた様子。
既に進んでいるバスの入り口で困っていたら、座ってた乗客のおばさんが無言で彼女の携帯で「ピッ」と支払ってくれました!
翻訳アプリで「ありがとう!いくらですか?」と尋ねると、「いいのよ!きにしないで!」(ジェスチャーですが多分そう言ってた)と。
いきなり旅の洗礼とブラジル人の優しさを同時に味わいました。
(つーかちゃんと利用方法を確認した上で乗りましょう。迷惑かけます。反省。)
シャトル乗り場の近くまでそのバスで行き、山道をシャトルバスで登り、ビジター・センターからさらにバスを乗り継ぎ、、通常1時間半と言われる道中が激混みでなんと3時間かけてキリスト像とご対面!
なんと神々しい、、(っていうか神です) |
像が見守るリオの街と湾の景色も圧巻!でした |
観光したら、その後はすぐレコ屋w
丘の多いリオの街は至る所がとても絵になります。
レコ屋の前もこんな感じ。
レコ屋を回るとリオでもやっぱりKoco君は写真攻め。 |
世間のイメージ通り、リオはあまり治安が良くありません。
携帯を手に持ってフラフラしてると奪われるよ!と言われます。。
どこも絵になるので写真撮りたくなるんですけどね |
あるレコ屋で声かけてきたお兄ちゃんが、知り合いが良いレコ屋やってるから一緒に行こう、と。
リオのレコ屋事前情報はあまり無かったし、
良い奴っぽいので翌日そのレコ屋で待ち合わせる事に。
で、翌日その住所に行くと、レコ屋どころか
人気(ひとけ)の無いシャッター通り。
昨日の兄ちゃんいわく既に開いてる時間なのに、
そこのシャッターをノックしても反応無し。
昼間でもあまりフラフラすべきエリアではないので、
ひとまず近くで営業してたカフェへ避難。
ネットやGoogle Mapで調べてもこの近辺にレコ屋の情報など全く無い、、騙されたのか??
30分ほど経ってまた店の前に行くと、シャッターの鍵?が外れて見えたのでもう一度シャッターを思いっきり叩くと、
中から人が出てきた!
中はちゃんとデッカいレコ屋でした!基本シャッター閉めて、
もちろん看板も無し。
クチコミだけで客を入れて営業してるそうな。
どんだけ治安悪いの。。
現地のレコード好きにはある程度知られた店らしいですが、観光客は辿り着けないかも。こうゆう出会い方はテンションあがりますね!
時間かけて店内の7インチ(=コンパクトス)を端から端までチェック!
ここではUSアーティストのテイク違い等を大量に購入しました✌️
ブラジル盤シングルは意味不明なジャケ多いです |
遅れて昨日の兄ちゃんも現れ、ガッツリ掘ったあとはイベント会場へ向かう前に一緒にローカルフードで腹ごしらえ。
BBQスタイル以外のローカルフードってだいたいこうゆう感じ |
さて、いよいよ今回最初のギグ会場へ。
会場はジャマイカン・レストランでもある湖沿いの気持ちいいロケーション!
ジャマイカ料理もうまかった |
恒例ポスターのサイン入れ |
まずは安定のDJ Nuts!この人のDJは絶妙な二枚使いで生まれる
特有のグルーヴがたまりません。
リオ在住の高校時代旧友とも再会したり、
ノリの良いブラジルらしいパーティーで最高の一夜でした!
みんなの笑顔が内容を物語ってますね |
で、翌日はバタバタとサンパウロへ移動です。
どこへ行っても治安の悪さばかり注意されて気が張ってたリオデジャネイロより、
2回目という事もあってちょっとリラックスモード。
(こっちも場所によっては決して治安良くないんですが、、)
こうゆうのは撮りがち |
Seanとの思い出の地を巡ります |
1950~70年代に、シネ・ニテロイと共に日本映画を上映したという、伝説の日本人向け映画館シネ・ジョイア跡地を利用したCine Joiaがサンパウロの会場です。
日本国外で最大の日系人コミュニティーを誇るサンパウロらしい、
歴史的な建造物に感動しつつサウンドチェック。
戦後の混沌とした世の中から、高度経済成長を遂げたあの時代に母国を離れて暮らす日本人/日系人が娯楽を求めて集ってた場所と考えると、なんだか凄く感慨深かったです。
こちらの会場でもDJ Nutsがガッツリとフロアを暖めて、、
今回ツアーのメイン・ギグがスタートです!
ブラジリアン・ミュージック・ファンのみならずみんな大好き、Milton Nascimento & Lô Borges "Tudo Que Você Podia Ser”ですが、Flegのエディットでこの反応!
(個人的にはいまだにこのイメージだけど)
で、翌日ももちろん朝から晩までレコ屋です。
マイメンEduradoがオープンしたお店など、色々と回りました。 |
まだ店頭に出してない在庫あったら見せてよ!とリクエストすると、在庫部屋の箱の中にショーンが生前残した取り置き袋が、このタイミングで出てきました。。
ただ、2回目のサンパウロという事もあり、新鮮味が無いってわけではないんですが、、ここら辺はあまり写真を撮ってなかった、、
インスタのストーリーアーカイブでちょいちょいあげてますので、そちらをご覧ください🙇♂️
で、あっという間に移動日。
再び国内線で次なる都市クリチバへ移動です。
街中過ぎる国内線飛行機の滑走路の様子をどうぞw
ひとまず前編はここまでです。
後編は、最終目的地でのディグな日々と、
長〜い帰国の様子です。
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